話題のTV番組「モーガン・フリーマン時空を超えて」はシーズン6まであった

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Through the Wormhole deals with thorny issue in 'Is There a Superior Race' | Examiner.com

追記:2018年3月に加筆修正しました

 

NHKEテレでの「モーガン・フリーマン時空を超えて」は2016年から2年にわたって放送されました。2018年3月8日(木)に番組は終了、残念ながら公式サイトによれば再放送予定はないとのことです。NHKオンデマンドにも未登録です。

過去の放送 - モーガン・フリーマン 時空を超えて - NHK

 

本国ではシーズン6で一旦終了、その後シーズン8まで放送されていたようです。

 

番組ファンとしての感想

その分野の知識など一切ないのですが、どちらかというとスピリチュアルな視点での「見えない世界」が、現代科学でどのように研究解明されているかを知りたい、という知的好奇心を満たすために楽しんでいます。

ミクロの世界を探求する物理学・量子力学で解明されつつある世界が、古代からの聖人・賢者が説く見えない世界の本質とよく似ています。

 

45分間の途中、寝てしまいそうになりながら、毎回モーガン・フリーマン氏の語り口には引き込まれます。特に番組冒頭のミステリアスな経験談にはゾクゾクし、ほかにも独特の構成や難解な内容を、わかりやすく伝えるための例えやアニメの演出が、いかにもアメリカらしくて楽しく視聴していました。

 

本格的に放送がはじまる2016年の前年に、単発でやっていたこの番組を、私はたまたま見て衝撃を受けました。当初は放映が継続されるかどうか不安でしたが(何せEテレなので)、ありがたいことに2年も継続されました。もちろん、どの回もチンプンカンプンでしたが、毎回興味深く視聴できました。

 

「モーガン・フリーマン時空を超えて」

本国のアメリカで、2016年のシーズン6までディスカバリーチャンネルで6年間にわたって放送された人気番組でした。

 

原題:Through the Wormhole With Morgan Freeman

科学ドキュメンタリー番組であり、宇宙の仕組みや謎について解説を俳優モーガン・フリーマンが司会を務める。2010年シーズン1から2016年シーズン6まで制作されている。

 

ちなみに番組名のWormholeワームホールとは(goo辞書より引用)

二つの離れた領域を直接結び付けるトンネルのような時空構造。アインシュタインの一般相対性理論における、重力場の方程式の解の一つとして、そのような時空構造が数学的に導かれ、「アインシュタインローゼンの橋」とも呼ばれる。このトンネルを通過すると、理論上、光よりも速く時空の2点間を移動できると考えられ、理論的にはタイムマシンと同様の働きをするが、その存在は確認されていない。SF小説の題材として利用されることが多い。

 

以下Through the Wormhole - Wikipedia, the free encyclopediaより引用、抜粋して英訳させていただきました。(タイトルは除く)

 

番組制作ストーリー

Discovery Communications運営のTV番組Science のプロデューサーはサイエンス界での「ロックスター」でマスコミによく登場する著名人の素粒子物理学者ブライアン・コックス(英マンチェスター大)、理論物理学者 ミチオ・カク(米ニューヨーク州立大)と、大衆文化のスーパースター、モーガン・フリーマンをコラボさせることに大きな興味を持っていた。

当時、番組責任者が俳優のモーガン・フリーマン氏が宇宙や哲学的な分野に強い関心を持っていることを知り、さっそく彼にアプローチ、ともに番組シリーズを制作することを提案した。

 

モーガン・フリーマン氏ご自身、その分野に造詣が深いとのことです。やはりあの含蓄のあるナレーションと言い回しは、単に演技だけでなかなかできるものではありません。

 

シーズン1から6までの内容とNHKで放送されたタイトル

2018年3月の番組終了までNHK・Eテレで放送された番組に、下線とタイトルを表記しました。

 

シーズン1(2010)

1 "Is There a Creator?" 
2 "The Riddle of Black Holes" 「ブラックホールの謎」
3 "Is Time Travel Possible?"
4 "What Happened Before the Beginning
5 "How Did We Get Here?" 
6 "Are We Alone?"
7 "What Are We Really Made Of?" 
8 "Beyond the Darkness" 

 シーズン2(2011)

1 "Is There Life After Death?" 「死後の世界はあるのか」
2 "Is There an Edge to the Universe?" 「宇宙は永遠に続くのか」
3 "Does Time Really Exist?" 「時間は存在するのか」
4 "Are There More than Three Dimensions?" 
5 "Is There a Sixth Sense?" 「第六感はあるのか」
6 "Are There Parallel Universes?" 「パラレルワールドは存在するのか」
7 "How Does the Universe Work?" 「宇宙を支配する法則はあるのか」
8 "Can We Travel Faster Than Light?" 光の速度を破れるか」


9 "Can We Live Forever?" 「不老不死は存在するのか」
10 "What Do Aliens Look Like?「宇宙人はどのような姿か」

シーズン3(2012)

1 "Will We Survive First Contact?" 「宇宙人との遭遇その時人類は」

2 "Is There a Superior Race?" 
3 "Is The Universe Alive?" 「宇宙は生きているのか」
4 "What Makes Us Who We Are?" 「私は何者なのか」
5 "What is Nothing?" 「無とは何か」
6 "Can We Resurrect The Dead?" 「死者を蘇えさせることはできるのか」
7 "Can We Eliminate Evil?"「悪は根絶できるのか」
8 "Mysteries of the Subconscious" 「潜在意識が秘める力」
9 "Will Eternity End?" 「宇宙は永遠に続くのか」

10 "Did We Invent God?"「人間にとって神とは何か」

 シーズン4(2013)

1 "Is There a God Particle?" 

2 "When Does Life Begin?" 
3 "Can We Survive the Death of the Sun?" 「太陽のない世界に人類は生存可能か」
4 "How Do Aliens Think?" 「宇宙人はどのように思考するか」
5 "Will Sex Become Extinct?" 「生殖は変化するのか」
6 "Can Our Minds Be Hacked?" 「他人の脳はハッキングできるか」
7 "Are Robots the Future of Human Evolution?" 「ロボットはどこまで進化するか」
8 "Is Reality Real?" 「この世界は現実なのか」
9 "Do We Have Free Will?" 「運命か自由意志か」

10 "Did God Create Evolution?"「神が進化を創造したのか」

 

シーズン5(2014)

1 "Is God an Alien Concept?"「宇宙人も神を信じるのか」
2 "Is Luck Real?"「運は実在するのか」
3 "Is Poverty Genetic?"「貧富の差をもたらすものは何か」
4 "How to Collapse a Superpower" 「デジタル技術は世界を滅ぼすのか」
5 "Does the Ocean Think?" 「海は思考するのか」
6 "Is a Zombie Apocalypse Possible?" 「人間がゾンビになることはあるのか」
7 "Is Gravity An Illusion?"「重力は幻想なのか」
8 "Will We Become God?" 
9 "Is There a Shadow Universe?"「影の宇宙は存在するのか」
10 "When Did Time Begin?"「時間の正体とは何か」

 

シーズン6(2015)

1 "Are We All Bigots?"
2 "Can Time Go Backwards?" 「時間を遡ることはできるのか」
3 "Are We Here for a Reason?" 「私たちが存在する理由は何か」
4 "Do We Live in the Matrix?" 「この世界は仮想現実なのか」
5 "Are Aliens Inside Us?" 「宇宙人は地球にいるのか」
6 "Why Do We Lie?"「人はなぜ噓をつくのか」

 

 

中には「選」と称して再放送が続いた時もありましたが、あらためてチェックすると、この2年間NHK・Eテレでたくさんのエピソードが放映されたことがわかりました。

 

日本ではスカパーのディスカバリーチャンネルで、「モーガン・フリーマンが語る宇宙」というタイトルで視聴できますが、(シーズン1のみ)、なぜかタイトルの日本語訳がそっけないです。笑

DVDも出ています。(英語)

 

THROUGH THE WORMHOLE WITH MORGAN FREEMAN: SEASON 4

THROUGH THE WORMHOLE WITH MORGAN FREEMAN: SEASON 4

 

番組によく登場するミチオ・カク氏 は超売れっ子?

 

ところで 番組によく登場する理論物理学者のミチオ・カク氏ですが、outreach、日本でいうなら例えば脳科学者の茂木健一郎氏のような存在と推測しますが、マスコミでもおなじみの有名人のようです。

個人的にはシュミレーション仮説のフランク・ティプラー氏が好きで博士が出てくるシーンは例えが面白いのでワクワクしました。

 

番組ファンとしては何度もくり返し同じ放送を観ていました。量子力学を紹介するエピソードが多かった気がしますが、個人的に一番興味がある内容だったからかもしれません。

 

反響がそれなりにあったようで、放送終了後も当記事へのアクセスがあります。BSプレミアムなどでも、ぜひ人気番組として放送してほしいものです。




番組を見終えて~私が視聴し続けた理由と良かった事、印象的だった事 追記:2018年3月26日

 

数年に一度のレベルで、視聴して良かったと思えるTV番組、「モーガン・フリーマン時空を超えて」(NHK・Eテレ)が終了しました。この番組を毎回ワクワクしながら視聴していたかという理由を書こうとした時、思い出したのがある思想家のこの言葉でした。以下、個人的な感想です。

 

「 哲学」とは不在の意味を、書かれた言葉から読み解き、現在として生き直す営み、それは忘却を超えて死を受け継ぐことであり、魂の痕跡を辿る旅だ。

 

上の「哲学」の部分を、「モーガン・フリーマン時空を超えて」に置き換えて、放送を見続けたように感じています。

つまり「モーガン・フリーマン時空を超えて」は、その「実体のないもの」を、最新の科学的研究から解き明かそうとするドキュメンタリー番組であり、哲学的な要素を絡めつつ、人がどこから来てどこへ去るのかという普遍的なテーマに、遠回しに挑んだ番組ではなかったかとういうことです。

 

この番組では「時間とは、無とは、宇宙とは、パラレルワールドとは・・・等のエピソードが盛りだくさんでした。とくに「量子力学」の世界に関する話が頻繁に登場しました。

科学的なことは一切知識のない身ですが、番組を視聴し続けたことで、現代科学が驚くようなアイデアに満ちているという、さわりだけでも学ぶことができたように思います。

 

繰り返し番組で紹介されたのが、量子力学では「現実とは影のようなもの」という見方をしていて、「私達がそれを観察するまでは、素粒子は様々な場所に同時に存在することができる」という実証でした。

「シュレディンガーの猫」や「二重スリット実験」について、分かりやすく解説してもらえたので、すっかり覚えたほどです。

 

冒頭に書いたように、なぜ自分がこの番組の量子力学を取り上げたエピソードを、毎回興味津々に見ていたかというと、ここ数年来疑問に思っていたことを、これまでとは全く違う見解で示唆してくれたように思えたということがあります。

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自身の人生経験をきっかけに、スピリチュアル系の本を読んでいました。

人生の折り返し地点をとっくに過ぎた今、これまでの自分の過去を振り返ってみると望んだ、望まなかったに関わらず、その時考えていたこと通りに、自分の人生状況が実現化していたことに気付き、それは一連の本で語られていることと合致するのです。

 

若い人なら自分の人生を検証することは、時間的に難しいかもしれませんが、私の歳なら過去の出来事の原因と結果を照らし合わせることが可能です。「あの時こんな風に物事を考えていたから、こんな出来事を引き寄せたんだなあ・・・」という風にです。

 

最終回の「時間を遡ることはできるのか」では、時間というものが過去から未来への一方方向へと流れているわけでもないことを知り、衝撃を受けましたが、未来から現在へと流れている同時性についても腑に落ちる部分があります。

 

スティーブ・ジョブズの有名なスピーチにあるように、全ての過去の出来事は「点と線」で繋がっていて、今起きていることは未来からやってきているという、不思議な感覚が自分の中にあるからです。

 

今自分がいる場所や、これまでの過去の一コマ一コマというのは、往々にして全て「自分自身で選んできた」結果の連続のような気もします。

理論的に物事を考えるのが苦手な分、自分の直感を頼りに生きてきたので、何か起こる度に湧き上がる「心の声」を大切にしてきました。

 

インドで出会った導師(グル)に現在・過去・未来を告げられたという、摩訶不思議な経験もあります。

 

これまでを振り返ると、時には自分を見失うこともありました。そんな時は心の声が悪魔のささやきに変わり「なぜこんな辛い目にあうのか、なぜ思い通りにいかないのか、人も神も何も信じない」などと、不本意にやり過ごした時期もありましたが、それでも心の声は自然と進むべき方向へ導いてくれるものです。

 

あの賢者の透視と予言は何だったのか、この現実を自分の意識や思考を、意のままにするカラクリが一体何なのか、正体や仕組みについて知りたいという欲求が、ずっと心の中にあります。

 「モーガン・フリーマン時空を超えて」で紹介されていた量子力学の見識に触れることで、ほんの少しその答えを見つけた気がしています。

 

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ギリシャの哲学者プラトン:

「人間は洞窟の中で、鎖につながれ、壁しかみることのできない囚人だ。」

「洞窟の中の壁には、外で営まれている暮らしが映し出される。やがて人は映っている影こそが現実と思うようになる。」

 

「この世界は現実なのか」では、ケンブリッジ大の理論物理学デヴィッド・トング氏は、プラトンの言っていることが、「ほんの少し、量子力学に似ている」と述べていました。

 

超心理学のジョセフ・マーフィ博士の著書をはじめ、多くのスピリチュアル本や「引き寄せの法則」本に共通していることをまとめると、こういうことになると思います。

 

「人はその人が考える通りの人になる。良いことを思えば良いことが、悪いことを思えば悪いことが起きる。」

 

「そんなはずがない。」今の人生状況を、自分以外のせいにしてきた人はそう思うかもしれません。

けれども「現実とはコンピュータ上のシュミレーションにしかすぎない」や、「我々は仮想空間に生きている」などの、一見突拍子もないように思える大胆な説を量子力学がすでに実証していると知ると、だんだんと考えが変わってくるかもしれません。

 

それはつまり、自分の人生経験は自分の心が創っていて、全ての物事には実体がなく、人は五感を通じて世界を認識しているに過ぎないという、色即是空で有名な般若心経でも1500年も前に、語られていることと共通しています。

 

「思考のパワー」ブルース・H・リプトン博士によれば、

私達の心は、私達が経験している世界に積極的にはたらきかけて協働している。 

つまり自分の考えを変えることによって、世界を変えることもできるということだ。 

 

観察者の心が実験結果に影響するという事実は、量子力学によって導きだされた深淵な洞察の一つである。

自然科学の新分野であるこの科学は、人はこの世界の単なる傍観者ではなく、その世界の進展に能動的に関わる参加者だ、と知っている。 

 

量子力学が、私達の心が処理する情報は、私達が生きるこの世界に影響を及ぼしている、ということをはっきり実証しているのだ

 

 

人間の意識こそがミクロの世界をコントロールしていて、この世を動かしていることや、この現実を創り出しているのは自分自身ということを知った人から、心の力のパワーに気づき、理想の姿を思い描くことに専念した方が良い、ということのようだ、と今は捉えています。

 

 

こちらのTEDトーキングでは「盲目になったことで一時絶望したものの、そのおかげで目の前にある現実は、自分が心の中で作っているもの、だからもっと違った現実を作れるとわかった。」というイサク氏の実体験が語られています。

 

www.ted.com

 

ざっとこんな内容です。

私たちが見ているものは、普遍的な真実ではないと私は学んだ。客観的な現実ではないということを。

見えていると思い込んでいるものとは個々の仮想現実であり、脳が作り出したものだ。 

 

神経科学の観点から説明すると、視覚野は、脳の30パーセントを占める。触覚は8パーセント、聴覚は2~3パーセント。

毎秒、目は20億もの情報を視覚野に送るが、それ以外の感覚器官から入る情報はおよそ10億。

つまり視覚は、脳の容量の3分の1を占め、3分の2のリソース(処理能力)を使っているので、視覚が生み出す錯覚に説得力がある。 

 

けれどもこのことを忘れないでほしい。 視覚は錯覚にすぎないということを。

ものを見て何かを理解するとき、脳が知覚しているのは、自分自身の世界に対する見方なのだ。 

 

 

例えばこれまでに得た知識、記憶、意見、感情、注意を向けているものに影響を受ける。

脳は実際に見えているものより、こうした自分の情報と結びつけて目の前のものを理解するし、それは無意識に行われる。

自分がどんなふうに感じているのかによって、見えるものが変わる。

 

「モーガン・フリーマン時空を超えて」を視聴するうちに、次第にあの時のインドでの神秘経験も、ただの「仮想現実」の一部だったと考えるようになりました。

 

なぜそんな透視ができるのでしょうか。

「私から発せられるオーラのようなものから、全てを読み取ることができる、私と賢者は実は一心同体、全ての事象は一つなのだ」と、賢者が答えたのを今でも覚えています。

それともただの幻を見ていただけなのでしょうか・・・。

当時のメモや賢者と一緒の写真が残っているのは確かです。そしてこんな風にも語っていました。

 

「自分の望むように人生の様々な出来事、出逢う人は自分で選ぶことはできる」と・・・。

 これは「この世界というのは実は、外界に対する自分自身のものの見方で構成されている」に一致します。

 

最後にエピソードの中で、一番印象に残った回は何かと聞かれたら、「第六感はあるのか」を挙げるでしょう。

 

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このエピソードでは、人間の脳は驚くべき器官であり、そこには天文学的な数の神経細胞があり、人類はまだ神経細胞について学び始めたばかりであること、見えないのに見えるブラインドサイト(盲視)、地球意識プロジェクトという、人の予知能力に関する驚くべき研究成果などが紹介されていました。

 

衝撃的だったのは、地球意識プロジェクトでは、アメリカ同時多発テロが発生する以前だったにも関わらず、世界中の人々の意識の高まりが見られ、まるで大事件を予知するかのように、はっきりとした数値で表したというのです。

 

つまり人間の意識というのは、起きたことに反応するだけでなく、これから起きることを察する能力があるということでした。

このように脳に未知の分野が多く存在する以上、第六感の存在を否定することはできないというのが専門家の見解でした。

 

身近な話題でも例えば「虫の知らせ」や、「何か嫌な予感がする」といった感覚は、誰にでも経験があるのではないでしょうか。

 

私にもしばらく会っていなかった友人のことを、ふと思い出した翌日に電話をもらった、というような経験が何度もあります。

 

これについては私達の周囲で起きることは、五感を通じて脳の中に広がる巨大なネットワークに、さざなみのように伝わるとのことでした。

意識とは個人の中だけにあるだけでなく、外にも波紋が広がっていき、行先は地球全体で70億の人々にも影響を及ぼしていること、そこにはフィールドと呼ばれる形態形成場の磁場がある、と解説されていました。

 

そうだとしたらこの世界は奇跡のパワーに満ちていて、地球に住む人々が皆、良き思考や意識を持てさえすれば、紛争や貧困などない世界平和への道さえ開けるということなのでしょう。

 

また自分の人生ストーリーは、自分の思い描いたように実現化するのなら、「生きることは素晴らしい」と小躍りしたくなります。

 

番組を視聴することで、一般人には理解しがたい量子力学や、仮想現実などの最新の科学についてはもちろん、(何が何だかほとんどわかりませんでしたが・・・)人はどんな時にも「見えない力」に囲まれていると実感させられました。

 

「見えない世界と見えている世界をつなぐ、神秘的な境界線が一体何なのか」という問いの明確な答えを見つけたわけではありません。

 

ただ理解できることは、モーガン・フリーマン氏が意味深で語っていたように、私達のいるこの宇宙とは、結局壮大な現実のほんのひとかけらにすぎず、ただ実体のない幻想の世界に生きているだけ、ということです。

 

「実体のないもの」や「見えない世界」が、人智の及ばない「神の領域」である所以なのかもしれません。

 

「仮想現実」のエピソードはこちらに書いています。

blog.soboku.jp blog.soboku.jp

般若心経の知られざるパワーについての記事はこちらです。 blog.soboku.jp

愚筆長文にも関わらず最後までお読みくださりありがとうございました。